最内翔のTRPGのすゝめ
セッションマネージャーとは
卓準備や日程調整、ゲームの進行などをまとめて行う代わりに、料金を頂くシステム、及び職業のことです。
そうすることによりプレイヤーとしてTRPGを楽しむために必要な「時間、場所、人」のうち、場所と人の調整のハードルを下げることを目指します。
同時にGMとしても十分な時間をかけて準備することで、クオリティの確保を目指します。
ただし、大前提としてセッション内でのGMとPLは共に楽しむことを目的とした仲間であることは変わりません。
セッションマネージャーの具体的な仕事内容
【経験者向け】
・回すシナリオの準備(選定、執筆)
・セッションルームの準備(ココフォリア等)
・プレイヤーの募集、及びキャラ作成補助(設定相談の補助等含む)
・当日セッションのマスタリング
【初心者対応】
・サンプルキャラクターの準備、配布
・簡単な世界感と、サンプルキャラクターの動かし方の解説
・当日セッションのマスタリング
・キャラクター作成会(1時間程で魅力を伝える為)
【団体対応】
・日時と想定プレイ時間を事前に伺った上で準備し、初心者対応。
・既存TRPGをやってみたいというグループをターゲットに、最初の大きなハードルになるルールや世界観の把握や、マスター役の不在等をサポートします。
・既存のTRPGグループをターゲットに、高品質や、オリジナルシナリオ、GM準備の軽減といったニーズに応えます。
今までの金銭の発生しないゲームマスターとの違い
前述の通りおおまかな役割は、今までオンライン上の有志の方たちが担ってきたものと変わりません。
その上でサービスとして料金を頂くことで、クオリティの確保が見込めます。
時間を大きく割けるからというのは勿論、一度準備した部屋や説明手順等は何度も使いまわせるものですし、同時に繰り返すことで更にクオリティを上げていけるからです。
またある程度収入として見れる段階まで行けば、平日の昼等人の集まりづらい所にも卓を安定供給できるようになることが見込まれます。
そしてサービスとして市場が活発化したのであれば、TRPG自体の知名度ももっと広まると私は考えています。
TRPGはコミュニケーションのゲームです。遊び方次第ではサブカルへの造詣の深い人達以外にも親しまれる遊びだと私は考えています(勿論住み分けは必要でしょうが)。
権利関係について
基本的には既存の商業作品についてはグレーであるそうです。
「そもそも想定されていないので、現時点では可不可を明言できない」
こちらの動画ではダブルクロスのデザイナーである矢野俊策先生が答えて下さっていました。
そのためあくまでダブルクロスの場合、の論拠ではありますが、他のシステムに関しても凡そ同じ状況と思われます。
逆に同動画内で明言されている通り、ネット上でルールブックも公開されているエモクロアTRPGに関しては問題ないそうです。
もし可能であるならドラゴンブック様や新紀元社様が主導して、子会社化して立ち上げて頂けたらスムーズかもしれないですね。
フリーで何人か公認のセッションマネージャーを雇うみたいな。
セッションマネージャーになるために最内翔が行っている事
・恒常的に卓を募集したり、技術を学ぶためにもプレイヤー参加する事
・プレイヤーにも許可を取った上で有名シナリオをGMとして回し、それを動画としてアップロードする事
(どういったマスタリングを行うか、事前に視てもらう事で見知らぬ人へ依頼することへの不安を解消する為)
・同じようにTRPGで食べていこうと考えてくれる仲間の募集