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  • 執筆者の写真最内翔

TRPGを遊ぶ時に理解しておいてほしい事 


この記事ではTRPGを遊ぶにあたって理解し、そして協力して欲しい事をまとめます。


内容が内容のため少し固く、そして面白くない記事となるでしょうが、なるべく簡潔に書き上げますので、どうかしっかりと読んで欲しいと思います。


TRPGは人が集まって遊ぶゲームです。その隣に、或いは画面の向こうには人が居ます。決してあなた一人が楽しめばいいものではありませんし、皆で協力して楽しさを「作り出して」いくゲームです。


そのためにはあなた自身も受けてであり作り手であること、そして人としてのマナーが求められることを分かって欲しいのです。




(1)報連相はしっかりと

きっとこれはTRPGに限らず人として必要なマナーですが報連相はしっかりとしてください。


例えば毎週同じ時間に集まっていたのに突然来なくなった。そうすると他のメンバーはセッションを始められず、あなたの来るのを待ち無為な時間を過ごすこととなるでしょう。


どうしてもリアルの事情で遅れたり参加が出来なくなることはあります。それは当然ですがそれならば分かった時点で報告を、或いは寝過ごした場合などでも必ずきちんと謝罪をしましょう。それが円滑に遊んでいく第一歩です。



(2)楽しみたいのはあなただけじゃない。

独りよがりな行動や、人を不快にする振る舞いはやめましょう。


例えば「自分のキャラクターはお下劣キャラだから」といって下ネタを連発したり素っ裸で出歩いたり、貴方は楽しいかもしれませんが周りの人は不快です。自分のキャラクターを演じるのはとってもいいことですが、まず第一に皆から好かれるキャラクターを作ることを意識して欲しいです。

例えば「最適解はこれだからやめた方がいいよ」といって他の人のやりたいことを邪魔しないでください。ゲームなので多くのデータが絡みそこにはきっと効率のいいパターンが生まれます。でもTRPGは結果を出すことを楽しむものではなくその過程を楽しむものだと思って欲しいです。


どんな理由も、他の人を不快にしていい免罪符にはなりません。同様に本気で怒鳴ったり暴れたり、物を壊すのは言語同断です。



(3)協調性は大事

自分勝手な行動はやめましょう。


例えば単独行動を取って勝手に突っ込んで死んだり、逆に非協力的でずっと引きこもったりしないでください。あなたのキャラクターが死ねばそれはそれで皆悲しみますし、あなたがふてくされていると皆も楽しく動けなくなります。

例えばGMやKPがあなたの提案やルールの解釈を却下したとしても拗ねないでください。それはきっと、そうした方が全員が楽しむことに繋がりと判断したからなのです。


音楽と同じように、参加者皆の別々の行動が調和することによって「セッション」が成り立ちます。 協力することを意識しましょう。GMやKPは敵ではなく、音楽での指揮者同様立つ位置が違うだけの同じ参加者です。



(4)出来れば皆で活躍しよう!

可能であれば、全員が積極的にセッションの満足感を得られるように配慮してあげましょう。


例えばうまく言い出せずに喋れてない人が居る時は、話を振ってあげたり「こういう事出来るんじゃないかな?」と提案してあげましょう。

例えば敵が思ったより弱く戦闘での見せ場を独り占めしそうな時、「こっちは任せろ、ボスは頼んだぜ!」と言って別の敵を攻撃して見せ場を譲りましょう。


偏った誰かばかり話過ぎてたり活躍すると、場がしらける事にも繋がります。全員が活躍すれば互いにそれを褒め合い、きっといい雰囲気でシナリオクリアを目指せるでしょう。



(5)TRPGはクリアすることが目的ではなくその過程を楽しむもの。

極論、TRPGはクリア出来ることが前提の出来レースとも言えます。因みに相手の力量が分かっている身内以外でのシナリオは難易度を低く設定していることが多いです。


例えば貴方がどれだけデータを把握していても、相手を完封することがセッションの成功ではなく全員が見せ場を持てることがセッションの成功です。

例えば万一あなたのキャラクターがロストしたりシナリオが失敗に終わったとしても、その「負けロール」すら楽しめるのがTRPGです。


シナリオのクリアやボスの打倒は実はそれほど重要なものではありません。TRPGの一番の目標は全員が笑って帰れることなのですから。




いかがだったでしょうか。注意点ばかり並べているので「なんか色々と面倒くさいな」と感じたかもしれません。しかし結局のところ全て「皆で楽しむためのマナー」とその延長線上です。


この記事のことを念頭に置きつつ実際に何度かセッションを体験して、されて嫌なことをせず、してもらって嬉しかったり楽しかったことをやっていく。 


そうするとあなたの周りにはきっといずれ「また一緒に卓を囲もう!」と声をかけてくれる仲間が集まっていくでしょう。



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